■ 商品名 / Mares Viper Mask & Mares Dual Snorkel ※ 国内 未流通モデル
当該品は Mares 製品でも 『 Mares Pure Passion 』というスピアフィッシングに特化した製品で
現在、Mares 製品を扱う日本の正規代理店である HEAD japan では取り扱いがないため
出品者が海外より個人輸入した製品です。
■ 概要
『 魚突きで使うマスクなんて、中古品や安物で十分だろ ・・・』と高を括る御仁へお薦めしたい逸品です。
例えば、シリコン部分がカラメルソース状に変色して柔軟さを失い、歪に変形してしまった古いマスクをお使いの方であれば
最新鋭のマスクに備わるフィット感はマスク内への漏水に気を取られることなく獲物へ照準を定めることに全集中できる
“ ノーストレス ” なスピアフィッシングを体感いただけるマスク&スノーケルに愕然とすることでしょう。
■ 廉価版マスクに見受けられる特徴
ダイビングが軍事利用からスポーツ・レジャー分野へと裾野を広げた黎明期から存在した古典的なマスクで
プラスティック素材を成型したフレーム本体にストラップベルトの調整バックルが取り付けられており
ストラップベルトによる張力は一方向で直線的に引っ張ってマスクを顔に押し付けて吸着させる方法です。
■ 次世代型マスクに備わる特徴
近年、主要ブランドの最新鋭マスクはストラップベルトをマスクのスカートと呼ばれる部分に取り付ける方法を採用しており
これにより顔にマスクを押し付けたような圧迫感ではなく、活動中は快適なフィット感が持続します。( 画像 3を参照 )
Mares 社は2種類の硬さが異なるシリコン素材を顔に触れる位置によって使い分ける『 リキッドスキン・テクノロジー 』で特許を取得しており
この技術は Viper にも採用されたことで比類のない快適なフィット感を提供します。
■ About Mares
1949年にイタリアで創業、世界中に流通するダイビングギア・ブランド 売上高 TOP 3 に君臨する名門 Mares
Mares 社にはスクーバダイビング / アプネア&スピアフィッシング / テクニカルダイビング / スノーケリング / ダイビング指導団体 SSI の運営
それぞれに特化した5つの部門を有する大企業で ( ※ テニスラケット、アルペンスキーでも有名な HEAD 社の傘下でもあります )
Mares 社が開発を手掛けて世界的に大ヒットした器材や特許取得は数知れず、海に潜るための技術開発におけるリーディングカンパニーです。
■ マスク / Viper 特長
これまではプラスティック素材のフレーム( ※ 外枠 )を用いてマスクを構成することが常識でしたが
Mares 社ではスピアフィッシャーマンのニーズを実現すべく、マスク内容積が最小値となる設計を基に製品化した
近年のスピアフィッシング用マスクでは主流になっている次世代型 “ フレームレス ” 仕様のマスクです。
Omer 社を代表する ALIAN の内容積:145ml に対し、Mares 社 Viper は内容積:113 ml と
マスク内側の空間を極限まで削減して達成させた数値になっています。
■ スピア用マスク 考察
何故、スピアフィッシャーマン達は挙って内容積の少ないマスクを選択するのか?
人体以外に水圧の影響を受ける空洞はマスクを顔に装着した状態で内側になる空間です。
水深が深くなるに従い、マスク内に残っている空気が水圧によって圧縮されることにより
顔に装着したマスクが吸盤の如く、吸着してくる状態( ※ マスク スクイズ )を対処しなければ
マスク空間内が陰圧になるに従い、眼窩から眼球が引っ張り出される様な状態になり
結膜下の毛細血管が破れて内出血することで白眼の部分に血液が溜まってしまう『 結膜下出血 』という弊害が起こります。
このマスク スクイズを緩和するテクニックが “ マスクブロー ” と呼ばれる
肺に残っている空気を鼻からマスク内へ給気して圧平衡することで対処する方法です。
水圧の影響で圧縮される空気は同じ水圧下では、小さな空間の方が圧縮量は少ないので
限られた量の空気しか残っていない肺から、マスクの空間へマスクブローで消費する空気の量は
最小限に抑えられる(※ 節約できる)理由から、マスクは内容積が小さいタイプの方が有利となります。
マスクの内容積を小さくするには、マスクのフレームを小さくすることが最短の近道ですが
しかし、それに伴い生じる弊害に『 視界の狭閉化 』という問題が挙げられ
これはダイバーにとっては閉所恐怖症と同様の大きな心理的な不安要因となります。
視界の確保はダイバーの心理的な不安要因を軽減するのに大いに役立ちますが
そのためにはマスクのレンズ面積を広く確保することは不可欠ですが、内容積を低減させることと相反してしまうため
そこで各スピアフィッシングメーカーでは様々な創意工夫を凝らして、これら2つの重要点を両立させる方法として
フレームを小さくして、眼球とレンズ面までの距離をミニマムにする設計技法により
視界の確保と内容積の削減を両立させたマスクの開発が業界ではトレンドになっています。
■ 競合他社の製品と比較して
主に水深 100m に達するほどの大深度 潜水競技( ※ アプネア )に参加する競技者向けのマスクとして
極限までマスク内容積を最小値に設計された Omer 社の ZERO 3 ( ※ 内容積 / 95ml ) は
骨格形状の差異こそありますが、瞬きする度にマスクのレンズ面にまつ毛が接触する煩わしさが仇となって
既に同社のカタログからは消滅しており、現存する在庫品は市場で叩き売り状態となっています。
Viper のスカートは眉間部分を高くして、レンズ面をスラント( 傾斜 )させているため
まつ毛がレンズ面に触れることもなく、シューティングに集中できるように設計されています。
■ セリングポイント
Viper で特筆すべき特長は、Mares 社が Viper 専用に設計 / 新開発したリキッドスキン・スカートです。
マスクのスカートに使われていた素材は黒色や飴色のゴムだった時代からゴムに変わる新素材としてシリコンが主流になり
スカート内側に俗称:リップと呼ばれる『 淵 』を成形して、マスク内へ海水の流入を阻止する役目を担っています。
現在、市場に流通しているダイビング用マスクのスカートにはリップが備わっているのは当然ですが
驚くことに Mares 社は Viper のスカートからリップを排除したダイビング用マスクの概念を覆す製品を開発しました。 ( 画像4を参照 )
それまでスカート内側のリップによってマスク内へ海水の流入を阻止するリップが無くなってしまったら
マスク内に海水が止めどなく漏水してくるのでは・・・?と懸念する意見も挙がりそうですが
これまで Mares 社は数々の創意工夫に満ち溢れた製品を開発して、特許を取得した製品で他社の追従すら許さない
常に業界を牽引してきたリーディングカンパニーだからこそ、リップを排除しても海水が流入しないマスクを誕生させています。
私事で恐縮ですが、2016年から Viper を実際環境で愛用しており、顔へのフィット感や視界の広さは勿論のこと
リップが無いのに漏水しないマスクであることに感服したことを今でも覚えています。
ストラップベルトは後頭部を覆う部分が廉価版より幅が広くフィット性が向上しており、フードの後頭部でストラップベルトがズレません。
マスクを顔に装着してグローブの指先が濡れた状態でも、容易にベルトの長さを調整できる利便性に優れたバックルを採用しています。
最新鋭のギアを身に纏うということは、スピアフィッシング用の製品も日進月歩で進化していることを実感できますし
獲物と対峙した状況でマスク内部への漏水に気を取られることなく、意識を全集中させてキルショットへと導きます。
Mares 社が Viper を紹介する動画URLも参照してください。
▲ttps://www.youtube.com/watch?v=pCzD-B9cTZk ( ※ ▲をhに変えて参照してください )
【 カラー 】 ブラック & ブラックシリコン
■ スノーケル / Dual 特長
当該スノーケルも 『 Mares Pure Passion 』というスピアフィッシングに特化した製品で
Mares 製品を扱う日本の正規代理店である HEAD japan での取り扱いはございません。
パイプ内に残留する海水を一般的な成人男性の肺活量で
クリア( ※ 排水 )することができるパイプ内径とカーブ曲線に設計されています。
■ セリングポイント
マウスピース周辺に “ 逆止弁 ″ が無いタイプのスノーケルです。
素潜りでは頻繁に潜降と浮上を繰り返す反復運動に該当します。
水中から水面に浮上する際、パイプ内に残留している海水を水面に到達する浮上中に排水するテクニックの
『 スノーケル・ディスプレースメント法( 水中置換法 )』は逆止弁を備えているスノーケルでは実施できないため
素潜りで使用するスノーケルに逆止弁が備わっているとダイバーは十分なパフォーマンスが発揮できません。
エアシリンダーを背負って水深30m まで潜るスクーバダイビングでは
潜降を開始すれば浮上するまでの間はスノーケルを口に咥えておく必要がないため
ボートからエントリーして潜降用のロープが結束された水面フロートが浮いている位置まで水面移動する時や
水面に浮いて待機する際に( ※ いずれも時間にして数分間です )スノーケルの使用は水面だけに限定され
ダイビング器材を用いて浮力を確保できた状態であれば、頭上にあるスノーケル先端の開口部は水面下に浸かることがないため
スクーバダイバーにはマウスピース周辺に逆止弁を備えているスノーケルの方が使い勝手良しという結論に至ります。
■ 競合他社の製品と比較して
Omer 社の Zoom Snorkel はパイプの一部が口角の皮膚に接触してしまう形状の為、違和感に悩まされます。 ( 画像7を参照 )
Dual のマウスピースはスクーバダイビング用を流用していますが、Mares 社ではレギュレーター用マウスピースを開発するにあたり
口腔外科や歯科診療で得た医療データを基に製品化しているため、イグジット後に顎の違和感で悩まされることもありません。 ( 画像8を参照 )
スノーケル ホルダーはワン アクションでストラップ ベルトに取り付けることができます。 ( 画像9を参照 )
他社で散見するスノーケルをストラップ ベルトに保持するホルダーが無く
スノーケルをマスクのストラップ ベルトに挟んで留める方法は
フードを被っていてもパイプが接触する側頭部には常に圧迫されることによる違和感があり
口からマウスピースを外した時、不意にスノーケルがストラップ ベルトから抜け落ちれば
海中にスノーケルをロストする要因になります。 ※ 水面から目視で確認できる場所や素潜りで到達できる水底に落ちている場合を除く
【 カラー 】 ブラック & ブラックシリコン
【 お願いとお約束 】
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( ※ 終了間際のご質問には対応いたしかねますのでご了承ください )
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