国内盤未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは興味深い名手揃い。
Jon Anderson(Vo、Syn、Per ex-Yes、ABWH)、Roine Stolt(G、Key、Per、B-vo 現The Flower Kings/Transatlantic、ex-Kaipa)、
Tom Brislin(Key、P 現The Flower Kings)、Lalle Larsson(Key、P)、
Jonas Reingold(B、B-vo 現The Flower Kings)、Michael Stolt(B、Moog bass)、
Felix Lehrmann(Ds、現The Flower Kings)となります。
またコーラス隊に
Daniel Gildenlow(Pain of Salvation)、Nad Sylvan、Anja Obermayer、Maria Rerych、Kristina Westasという興味深い参加がございます。
プロデュースはAnderson/Stolt。
2015年3月スウェーデン”Fenix Studios”でのBacking Track制作他
(Jon Andersonヴォーカル録音は米国カリフォルニアのJon Anderson自宅スタジオにて)
ミキシングは2016年2~3月スウェーデン”Casmic Lodge”にてRoine Stoltが担当となります。
近年話題の”Crusing Festival”の一つ、”Progressive Nation at Sea”にてJon Andersonのバックを”Transatlanmtic”が務めた事から始まるプロジェクト。
”Inside Out”レーベルのオーナーThomas Waverが非常な興味を示す事となり、
Roine StoltにJon Andersonとの共作を提案。
Roine StoltがJon Andersonに働きかけ同意を得、共作を開始。
それぞれの活動の合間に
お互いの音楽的アイデアをネットを通じて長期間やり取り・発展させ、制作開始に漕ぎ着ける事となります。
Roine Stoltのリーダーバンド”The Flower Kings”人脈を生かし制作を開始、Jon AndersonのヴォーカルをJon Anderson自身の自宅スタジオで録音。
Roine Stoltが纏め上げ
る..................という経緯がございます............................
Jon Andersonの「過去の焼き直し的な作品にはしない」という意向に沿って制作された作品ではございます。
されどそもそも”Yes”のファンであった名手Roine Stoltの存在がミソでございます。
Jon Andersonのソロ~かの”Anderson/Bruford/Wakeman/Howe”に近い音楽性でございますが、より”Yes”的に感じられる音楽性。
非常に明るく色彩感に溢れた作風で”「海洋地形学の物語」時代の全盛期Yes”を現在に甦らせた感がございます。
(他にも”Close to the Edge”ネタ
等々
が
登場と唸らせる箇所も...............................)
Steve Howe主導の
現行
”Yes”と決別しているものの、Jon Anderson自身としては「現行Yesをこういう音楽性に仕上げてみたい」という感が窺えるものでございます。
「海洋地形学の物語」にあった無理な
楽曲の
長尺化はないもので、(長編楽曲が目立つものの)非常に自然な作風。
非常に凝った練られた作風で飽きが来ない事がミソ。メロディアスさのタピスリー感がございます。
ソロや絡みの作品は多々聴かれるものの「Yes懐かし」とのファンが多い
Jon Andersonではございますが、そのファンをも唸らせる作品となっております。
名手Roine Stoltも明らかに「海洋地形学の物語」時代の名手Steve Howeを意識した演奏を指向しており、非常に興味深いもの。
Jon Anderson/Roine Stolt共にメロディアス指向で良い作曲が出来るというミュージシャン。
(Jon Andersonはソロ化すると音楽性がバラバラというのが玉に瑕でございますが............)。
それが上手く融合したという感がございます。
Jon Anderson曰くの....................「Love and ”Light”」............正に作品を言い当てている言葉でございます.............................
この機会に是非。
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