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マイクロRX5000に代表される砲金のターンテーブルは、今もマニアのあこがれですね。
華やかな金色に輝く重量級のプラッターは慣性質量が大きく、如何にも良い音がするように思われていますが、果たしてそうでしょうか。
プラッターをはじめオーディオ機器にとっては、振動は大敵であることは、よく知られています。
オーディオ機器に良く使用される、砲金、ステンレス、真鍮等は、よく響く代表的な金属と言っても良いですね。
砲金はお寺の鐘に、ステンレスは音叉に、真鍮は楽器に使われている金属であり、それはその金属の響く特性を利用しているからに他なりません。
それらの金属を使用したオーディオ機器は、それらの素材の響き(雑音)が乗った音になってしまいます。
当たり前の話ですが、金属固有の響きを伴った音をピックアップしてしまうと、いくら良いカートリッジでもアームでも、アンプでもスピーカーでも、またいくら良い耳の持ち主でも、その固有の音すなわち雑音を取り去ることはできません。
レコードの音はスタイラスがピックアップする音で決まってしまいます。
レコードに記録された音を出来る限り忠実にピックアップするために、レコードブレーヤーのプラッター(ターンテーブル)の振動を吸収する為に開発したアクセサリーが本製品プラッターダンパー「SINKA」です。
振動吸収特性は写真6.7をご確認ください。
SINKA無しでは振動の幅が大きく、2秒経過しても振動が続いていますが、SINKA有では振幅が小さく、振動は0.2秒足らずです。
レコードとレコード針の関係は、うねうねとした車と同じ幅のガードレールの間を走り抜ける車の関係に例えることができます。
ガードレールに高速で激しく接しながら走る車は、ガードレールも車自らも激しく振動します。
針は音溝の振動にレコードやプラッターの振動が付加された振動をするわけですから、音溝通りの振動をしているはずがありませんね。
不要振動が重なり合った音は、画像でいえば本来の画像にゴーストや残像が重なり合っているような状態であり、元の音楽情報とはかけ離れた再生音となります。
スタイラスの振動がレコードを振動させ、その振動がターンテーブルシートとプラッターを振動させ、これらの混然一体となった振動がレコードに戻ります。
そのためスタイラスはレコードに記録された本来の音楽信号に加えて、これらの不要な振動(雑音)をピックアップしていることになります。
このような不要な振動を、振動吸収性の良いジェットエンジンに使用するニッケル合金を使用したプラッターダンパーで吸収してしまいます。
「SINKA」はプラッターの内側に装着し、プラッターに密着することでプラッターの不要な振動を吸収します。
そのため、記録された音楽信号により近い情報をレコードからピックアップことが出来ます。
あらためてレコード再生時の不要振動を整理すると次のようになります。
① スタイラスがレコードを振動させ
② レコードの振動はタ―テーブルシートとプラッターを振動させ
③ ターンテーブルシートとプラッターの振動はレコードに戻り
④ 戻ったレコードの振動はスタイラスを振動させ
⑤ スタイラスの振動はカンチレバーを振動させ
⑥ カンチレバーの振動はカートリッジ本体を振動させ
⑦ カートリッジ本体の振動はトーンアームを振動させ
⑧ トーンアームの振動は信号線を振動させます
このような一連の振動の伝搬により、レコードの再生音はレコードに記録された本来の音楽信号とはかけ離れたものになっていることは容易に想像できます。
それではこのプラッターダンパー「SINKA」を使用して
②のレコードの振動によるプラッターの振動を取り除いてみると
③から⑧までの不要振動のレベルは激減するため
不要振動により埋もれてしまっていた微細な音が聴きとれるようになり、極めて解像度が高く情報量が多い音になります。
またターンテーブルシートやプラッターなどの固有な振動による付帯音が減少するため、レコードに記録された本来の音楽情報に近い音質を再現することが出来ます。
その音は、例え高価なレコードプレーヤーでも、決して再生することが出来なかった、今まで世界中の誰もが聴いたことのない、まさに次元の異なる音です。
株式会社アスカがアナログオーディオフェアに出展した際に、「SINKA」の有無による違いを実験して、多くの方に試聴していただきました。
装着すると、無音溝に針を落とした瞬間に、全員の方が「あれ?もう違う」と反応されます。
無音溝は本来無音ですから、スピーカーから何も聞こえないはずですが、実際には針がレコードと擦れあう音が確認できますね。
それこそまさしく針がレコードの振動をピックアップしているからに他なりません。
「SINKA」を装着すると、その無音溝の音が格段に静かになります。
静寂からいきなり音楽が始まるように聴こえます。
プラッターの不要振動が減少するとノイズレベルが下がるため、SN比が向上し、今までノイズに埋もれていた微細な音が聴こえます。
またと同時にピーク時の音は不要振動による影響を受けにくいため、ダイナミックレンジが広がります。
試聴会では「ボリュームは触ってないですか」と質問が出る程です。
レコードに刻まれている音は貴方の想像をはるかに超えています。
幾ら高価なカートリッジでも、それだけでは本来の音を聴くことはできません。
この一度この音を聴いてしまうと二度と不要な振動に汚された元の音に戻ることは出来ません。
折角レコードという財産をお持ちであれば、「SINKA」で本当の音を聴いてみませんか。
この商品はMICRO RX5000用であり、他のプラッターには装着できません。
素材は航空機用耐熱ニッケル合金ハステロイXを使用し、厚さ0.05㎜の板を一辺0.8㎜のハニカム状に成型し、熟練技術にて手溶接し組み立てたものです。
因みにこの製品は日本国内では1社、全世界でも6社しか製造できません。
仕様 サイズ 外径(内径)×高さ251.3φ(233.3φ)×37.1㎜
重量 約290gまた他のプラッターでも釣鐘型の形状で無いと、装着できません。
その他プラッターで装着できる形状であれば、別注にて対応となります。
商品違い及び到着時破損以外はノークレームノーリターンでお願いします。
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